【東大 理I現役合格への秘訣(その2)】
〜 ごく平凡な家の息子が、生まれて
から、東大現役合格迄の道のり公開 〜
<その2> 東大 現役合格の息子の小さい頃の実態
- このページに最初にたどり着いた方へ→先ず、【東大 理 I 現役合格への秘訣】<その1>からお読み下さい。
※2012年4月14日追記分
- 東大理Iに現役合格した息子は、こんな子供でした!
先ず、生まれて10ヶ月の頃、「わたしの赤ちゃん」という主婦の友発行の雑誌の「表紙」に載った、かわいい子供でした(笑)。
あまり関係ありません、余談です。
私の子供は、少し飛びますが、小学校の頃は、以下のような、ごく普通の、どこにでも居そうな子供でした。
1. クイズやゲームが大好きな子供
とにかく、クイズやゲームが好きで、特に、計算することが好きな子供でした。
その理由としては、よく家族でドライブに行くときに、車中、「なぞなぞ」ばかりだと飽きるので、
よく、前の車のナンバープレートから、10を作るゲームをやっており、これが得意でした。
(どんなゲームか、分かりますよね? 例えば、ナンバープレートが「3572」だと、3x5−7+2=10、
というような感じで、加減乗除で10をつくるゲームです。)
(小学校の頃は、ほとんどドライブというと、このゲームばかりでしたが、結構楽しめました。皆さんもどうぞ。)
この延長で、小さい頃から算数の計算が得意でしたね。これが、算数、数学に違和感無く、クイズを解くような感じで、
取り組めるようになったのだと思います。
あと、この計算よりも、最近はやりのTVゲーム、PCゲーム、ポータブルゲームが、かなり好きでした!
実は、このゲームも重要なファクターですね〜。この詳細は、後ほど別途。特に、知恵の輪やルービックキューブが
得意でしたね? 3X3のルービックキューブは、即そろえることが出来、4X4も結構簡単にそろえることが出来、
何んと5X5まで制覇しています。(因みに、私は、3X3すら満足にそろえることができません!)
このパズル好きがこうじて、中学生の頃は、パズル同好会という変なところで、自分でパズルを作っていたようです。
⇒どうして、このような子供になったかは、後ほど、小さい頃を詳細に分析します!!
2.負けず嫌いな子供
幼稚園の頃から、とにかく、何でも、人に負けるのが嫌いで、これはちょっと、びっくりするくらい本人にこだわりがあったようですね。
例えば、こんな事件がありました。
幼稚園の参観日で、紙ロケットをつくって距離を競いでいた時、お父さんがちょっと手伝って、それが上手く飛ばず、他の子供に
負けた時に、「お父さんのせいで負けた!」とかなりこだわって、泣きじゃくるくらいの子供でした。
(それで、本人自身で飛ばして勝っていたかどうかは、わかりませんが(笑)。子供のことを思ってちょっと手助けしたのが
あだになりました。)
この一端からも分かるように、かなり勝負事に熱中、こだわりがあり、これが小学校に入ってゲームに向くと、
もう大変でした。
これも、順を順を追って、解説して行きますが、その前に、先ずは、この背景ともなる生まれた頃の環境から。
(合格の秘訣まで、先が長くて、すみません。気長にお読み下さい。)
※2012年4月21日追記分
- 生まれた頃の育ち環境は?
先ずは、まだ小学生になる前からはじめましょう。
とにかく、ちょろちょろと、落ち着きの無い子供でした。
小さい頃、家族でデパート等に行くと、すぐに一人で走り回り、防火扉をあけたり、エスカレータを反対に降りようとしたり、
もう、大変でした。スーパーに買出しに行ったときも、そんな感じでしたね。
また、すごく人懐っこくて、公園等で、子供たちがボールをけって遊んでいると、それが全く知らない子供たち(少し年上の
小学生たち)でも、勝手に中に入って、自分も仲間のように勝手にボールをけって、その子供たちに変な顔をされるような
こともあり、たまに、邪魔にされると、仲間に入れてくれない、といじけるような性格の子供でした。
あと、これは本コラムの話題に直接関係無いかもしれませんが、生まれた頃、母親が食事を食べさせていると、
少し食べるだけで自然とコックリと居眠りしてしまい、食事を食べさせるのも、大変でしたね。
尚、これは重要かもしれませんのでふれておきますが、まだ幼稚園に入る前からアルファベットを多少は理解し、パソコンを
自分で、使っていました。というか、私の古いノートPCでディズニーのソフトを勝手に起動して遊んでいました。
(その頃は、今のようにWindowsではなく、PC−DOSでいちいち、英語でコマンド等を入れないと起動しません。最初に、
何度か見せて、あとは、自分で、意味も分からずにアルファベットのコマンドを入れて、PCゲームを起動して、良く遊んで
いました。)
また、生まれて2、3歳の頃、母親が、やはり小さい頃から英語を学ばせたほうがよいと、高いお金を叩いてディズニーの
子供用の英語教材を買って、ビデオや音楽等、一生懸命にやらせていましたが、これは本当に効果があったのかどうか、
良く分かりません。
というのも、例えば、突然「サコー」というので、何かなと思うと、近くに丸い積み木があり、ああ「サークル」のことか、
発音がいいな、と、最初は聞いたまま発音するので英語が得意になるのかな、と思っていたら、中学の時、英語の成績は
今ひとつでした(笑)。
(TOEICを受験しろと言っても、親の私に負けるのが嫌なのか、全く受験しませんでしたね。)
そんなこんなの子供でしたが、いよいよ小学生になってからの実態を、以下に記して行きます。
ココからが、本題です!
※2012年5月12日追記分
小学生の頃も、上記のごとく、パズル好きが変わらない、少し変わった息子でしたが、本格的にゲームに
目覚めたのが、小学校に入学してからです。
(これが功を奏したのが、妨げとなったのかは、私も良くわかりません。この理由は、後ほど。)
その頃、ソニーのプレーステーションがはやっており、丁度、PS2が出た頃でした。
入学祝いに、PS2をもらい、それにカーレースのソフトもついており、もっぱらこればかりやっており、最後には、
このソフトを征服!?するレベルまで到達し、私なんかが対戦しても一向に歯が立たないレベルまで達していました。
(私も、昔は、結構、テレビゲームが得意で、ブロック崩しやインベーダー等、結構やっていたんですが(笑)。)
ただ、余りテレビゲームばかりするのも良くないので、そのうち私の家内(つまり、息子の母親です)と揉めたり、
一日あたりの遊ぶ時間を、制限されたり等々の毎日が当分続いていました。それは、中学に入学してからも同様でした。
ただ、私が感じるに、小さい頃からのパズル好きや計算好きのよい面が、このゲーム好きに更に良い効果を与えており、
勝つために色々工夫をすえるようになり、その後の他のソフトでも、勝つための戦略やノウハウを纏めたり、友達と情報交換、
WEBへの公開等々もしていたようです。
(既に書きましたように、パソコンは小さい頃から使っており、小学校に入ったの頃にデスクトップPCも買ってやっており、
小学生低学年の頃は既に、タイプの速度も私より速くなっていました!)
というような感じですが、こと勉強に関しては、ご存知のようにその頃は、「ゆとり教育」の名のもとに、小学校はちょっとレベルが
低かったので、家内は、小学校低学年の頃から、色々通信教育や学習塾を検討しており、たまたま知ったサピックス塾の
低学年向け通信教育のピグマを開始し、内容的にはさほど難しくは無かったと思うのですが、何しろ、量が多く大変そうでした。
しかし、何とかパズル感覚で、取り組んでいたようであり、その後、その通信教育の延長として、サピックス塾にも通うように
なりました。
そして、これが、大きな今後の息子の人生(つまり、東大現役合格)への大きな契機になったといっても
嘘では無いでしょう。
ただ、ここで、注意してもらいたいのは、誰でもこのような塾に行けばOKかというと、実は、もうひとつの大きな
重要なファクターがあったのです。
それは、塾が嫌で何度もやめようとして、家内と揉めたりしていた息子にとって、小学校卒業まで塾通いが
続き、開成中学、灘中学その他軒並みの有名進学校を全て難なく合格できた、一番重要なポイントだと、私は
感じています。
今後、その詳細は、「<その3>小学校から、東大合格までの道のり」以降でふれて行きましょう!
(ご意見、ご質問のある方は、新・掲示板にご記入下さるか、もしくはメールにてお願いします。)
<その3>を読む
<その1>に戻る
英語・留学のページに戻る