【新々・TOEIC高得点取得の秘訣】
〜 TOEICで860点以上取得したい人の為に 〜
<その4>
- TOEIC実社会での活用の仕方は?
このコラムのメインテーマは【TOEIC高得点取得の秘訣】〜TOEICで860点以上取得したい人の為に〜、ということですが、ここでこのコラムをここまで読まれた方に、私の方からお聞きしたいと思います。
あなたは「TOEICでAレベルの860点以上取得している人が、自由にネイティブと、特にビジネス関連の会話が英語でほぼ完璧に出来ると思いますか?」と。
おそらく、現在そこそこ英語が出来るにもかかわらず、未だTOEICで600点にも満たないような人であれば、上記の問いかけに対してYESと答えるでしょう。少なくとも、このコラムを読むまでは。 しかし、今は素直にYESと答えるには?がつくようになっていると思います。実は、実態はそのとおり、ほぼNOなのです。(少なくとも、私が提唱する「実践英語」のトレーニングを積まずに、単なる学生時代の英語力や、付け刃的な勉強でTOEICで高得点を取っている人は。−−−誤解しないで貰いたいのですが、何もそれが悪いとは言っていません。TOEICのテストとは所詮そのようなモノなのです。しかし、この欠点を補う意味であの厳しい、LPI評価の出る2次のインタビュー試験があります。ただし、これはオプションであり、更にお金が掛かるのが欠点ですが。)
それでは、ここで、皆さんが頑張った末、めだたくTOECIのAレベル860点をクリアできたと仮定しましょう。しかし、スコアレポートを手に喜んでるだけではNGです。(確かに、860点を突破したときの感激は、特に苦労した人にはひとしおだと思いますが。) これからがほんとうの試練であり、真の英語力が必要となるのです!
会社づとめの人であれば、TOEICがAレベルということで、あなたの英語力が評価され、それなりの仕事、例えば海外関連の業務を任されるかもしれません。しかし、これからが問題です。あなたはこれら実社会での厳しい海外対応のビジネス業務を、例えTOEICでAレベルを取得したからといってこなせる自信がありますか? 多分、まだ少し不安があるでしょう。そして、これは実際そのとおりです。TOEICで900点以上を突破している人ですら、ほほ完璧どころか満足に自分の言いたいことを言えない人が多いのが実情です。(私は、実際にTOEICで900点を取得している人を何人か知っており、彼ら自身がそのように言っていますので事実です。そして、面白いことに、未だTOEICで900点に少し満たない私の英語力をすごく評価してくれているのです。−−−実際、その私ですら「実践英語」と言う意味では、まだまだだと感じているにもかかわらず、TOEIC900点以上の、世の中では「英語がすごく出来る」と思われている人からそのような発言がでるのですから、TOEIC900点のレベルは推してはかるべしです。−−−実際、ここがコミュニケーションの手段である、「言語」としての英語の難しいところでもあるのですが。)
これらから分かるように、TOEICの成績、点数に見合った力を実社会で発揮するためには、実践で役に立つ「実践英語」を身につけなければならないのです。何も「実践英語」と言っても特別なものではありません。それなりの実践トレーニングを積み、自分の現在の英語力を発揮できるようにすると言うだけあり、これには色々な方法があると思います。
これまでの私の経験から、「実践英語力」を身につけ、ある程度(完璧ではなく、ある程度ですョ)ネイティブと自由にやり取りできる(特にビジネスでの対応ができる)ようになるための最短方法を、次に伝授しましょう。
- 実践英語マスターへの最短コースとは?
良く「学問に王道は無し」と言われるように、簡単に「実践英語」が身につくような王道はありません。しかし、最短コース、近道はあります!
これからその最短コースについて伝授しましょう。(これは実際に怠け者の私が、特別な勉強なしに、かつ自分の力で達成できた方法ですので、皆さんもほんの少しの労力を払えば、誰でも達成できる方法です。)
ここで断っておきますが、私の定義する「実践英語」とは必ずしもネイティブのような完璧な(ネイティブでも間違いはありますが)英語というわけではありませんが、一応ネイティブと意思疎通をはかれ、実践で役に立つコミュニケーションができるという程度です。そして、その客観的な証として、TOEIC
Aレベルの860点以上は軽く取れ、かつ、米国大学院で、ネイティブと一緒に学び、修士号が取れると言うレベルです。どうです? このレベルまで到達できれば、「実践英語力」として一応十分ではないでしょうか?
(TOEIC900点レベルの人でもなかなかこのレベルのコミュニケーションが出来ない人がいる事実からして、この「実践英語」は重要です!)
・実践英語マスターへの最短コース:その1
まずは英語に興味を持って、楽しく勉強、トレーニングできる環境をつくることです。何でもそうですが、いやいややっていては決して続けることはできません。そして、その為にも先ずは興味の持てる楽しいトレーニング教材を選んで下さい。もちろん、現在の英語力のレベルによって使用するトレーニング教材も異なってくるのは当然ですが、決してレベルの高すぎる教材や面白くない教材を選んではダメです。これが実践英語マスターへの先ず基本となります。
ここでTOEICの普及活動で有名な千田潤一氏の言葉を引用しましょう。
The key to success is starting and not stopping! (成功の鍵は、始めることと、止めないこと!)
です。
これを実現するためにも是非、教材選びは念には念を入れて、自分にあったものを選んでください。多少値段が高くても自分への投資と思えば安いものです。(逆にお金をかけて高い教材を選ぶということで、教材選びも真剣になれるでしょうし、その後の熱意にもつながります。)
最近は、PC上での色々面白いトレーニング教材もでていますので、これらを活用するのもひとつの手だと思いますし、また、インターネット上では無料での英語関連メルマガやちょっとした無償教材提供のサイトも多々ありますので、あまりお金をかけずに上達したいという方は、これらを利用する手もあります。
いずれにしろ、上達への一つ目で、かつ重要なポイントはすぐに始めて、これを継続することです!
・実践英語マスターへの最短コース:その2
次に、実践英語をマスターする上で大切なことは、如何自分に適した教材を選んで、かつ、効率よくトレーニングを進めるかですが、これがなかなか難しく、結構悩んでいる人がいます。(巷で、英語の通信教育、何か特別ですぐに上達しそうな教材、英会話学校がはやっているのも、このことが根底にあります。つまり、これらに頼るのが、他力本願でてっとり早いからす。しかし、他力本願だとそれが期待外れだとすぐに挫折してしまい、結局上達には至りません。もっとも、そんなに簡単に、苦労せずに上達できるような神様の世な方法はありませんが。)
トレーニング教材選びから苦労して自分に最適な教材を選べてこそ、長続きし、上達に至るのです。しかし、ここで重要なのは、自分にあった教材の選び方、およびそれを最大限に活用する最適なトレーニング方法です。これにより、「実践英語」習得への道のり、期間が大きく左右されます。
少し前に、韓国のチョン チャンヨン氏が書いた『英語は絶対、勉強するな!』が、日本でも大ヒットしたようです。私はつい最近まで、この本を読んでいませんでしたが、最近文庫本として再出版されましたので、興味本位に読んでみました。内容をかいつまんで言えば、やはり私の予測したとおり、「英語の勉強は不要だが、上達のための地味なトレーニングが必要」という内容でした。この著者は自分の体験をもとに、英語習得の最短方法を理論的に5ステップに分けて説いており、これが『英絶』方法として巷で話題になっているようです。(私は、これはあたりまえのことであり、何故そんなに話題になるのか良く分かりませんが、多分理論的に筋道だって書かれているのと、更にその文章の書き方が上手いからではないでしょうか?)興味のある人は、一度、読んでみて下さい。(尚、私のメルマガ【実践留学道場】第138号でも、『英絶』の話題を取り上げています。)
少し話題がそれましたが、要は如何に最適な教材を選んで、如何に効果的なトレーニングを積むかということです。これ以外に、「実践英語」上達への近道はありません。
・実践英語マスターへの最短コース:その3
実践英語をマスターする上で3番目に大切なことは、自分のやり方、成果に自信を持つということです。これはどういうことかと言えば、俗によく言われるポジティブシンキングにもつながりますが、ポイントは以下の2点です。
(1) 自分の勉強、トレーニングの仕方に自信をもつこと。そして、そのためには、納得のいった教材を選んだら最後、かならず上達するとの信念を持って、頑張ること。
→具体的には、あちこちの教材に目移りせずに、同じ教材をとことんマスターすべく繰り返し学習することが大切。
(2) たとえ納得が行くように英語が上達しなくても、トレーニングの成果は必ずあらわれるので、自信を持ってトレーニングを継続すること。
→具体的には、TOEICの点数が一時下がったからといって、決してトレーニングを中断してはダメです。逆に、テストの点数を気にせずに、実践英語と言う意味では実際に英語を駆使した実践練習をやってみるといいでしょう。これまでの私の話を理解し、実践されてきた方であれば、必ず自分自身でも上達が感覚的に感じられるでしょう。
上記2点を、いつも忘れずに実践英語のトレーニングに励んで下さい。必ず1年後には、自分でもびっくりするくらいの実践英語が身についていると共に、TOEICの点数も当然向上している筈です。
- (「実践英語力」や「海外留学」に関するノウハウ、情報は、メルマガ【実践留学道場】をご覧下さい。もちろん、無料で毎週配信しています。また、メルマガ【実践留学道場】では、このHP「趣味のページ」で公開しています情報以外にも、色々な最新情報やノウハウ等々毎週ご紹介しています、是非一度ご購読下さい。更に、英語、留学、資格等々の役に立つ情報及び私の秘蔵のコレクション等々は、メインのHPであります、「Hidekura Tamoninの趣味のホームページ」にて、ご覧下さい。)
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