【新々・TOEIC高得点取得の秘訣】
〜 TOEICで860点以上取得したい人の為に 〜
<その6>
- 現状得点パターン別TOEIC高得点への道!
それでは、いよいよ高得点への更なる秘策の公開です。
何事も先ず、”己を知る”ことが大切ですので、先ず自分のTOEICの実力の現状を把握しましょう。できれば、何も勉強せずに先ず一度TOEICを受験してみて下さい。そして、その時の得点状況を良く分析してください。この結果によって、今後の対策方法が変わってきますので、これは重要です!
もし、既にTOEICを受験されたことのある方は、最近の受験時の状況を思い出すと共に、そのスコアレポートを確認して下さい。しかし、ここで重要なのはそのスコアレポートの点数を鵜呑みにせずに、本当に自分の実力での点数か、まぐれで高得点できたセクションは無いかを自分自身良くスコアを分析して下さい。
但し、ここで注意して頂きたいのは、私は決して巷によくあるTOEIC受験のノウハウやテクニックを伝授しようとしているのではなく、現時点でのTOEICでの得点パターンや弱点を分析することによって、各個人毎の効果的なトレーニング方法、つまりTOEIC高得点への最短トレーニング方法を伝授しようとしているということです。したがって、下記を読むだけで一挙にTOEICで900点を突破できるようなことは決してなく、これまでこのコラムにて私が述べた教材やトレーニングを効果的に選択、実践することが必要です。英語上達、TOEIC高得点への王道はありません。しかし、最短コースはあるのです。下記に従ってトレーニングを実施すれば、必ずあなたもTOEIC860点突破どころか、900点も必ず突破できます。是非、頑張って下さい。既にまわりでも900点突破者が何人も出てきています。
- 現状の得点パターンの分析による弱点発見
現在の得点状況、実力によって、今後の取り組み方、最短トレーニング方法が変わってきます。自分の弱点ポイントを把握し、先ずここの強化トレーニングから始めましょう。それだけで、格段に点数が向上します。
(以下、リスニングテストの各セクションを、L.I、L.II、L.III、L.IV、リスニングセクション全体をLと呼び、リーディングテストの各セクションを、R.V、R.VI、R.VII、リーディングセクション全体をRと呼びます。OKですか? もし、各セクションの内容が分からない人は、TOEICテスト関連の書物をご覧下さい。すぐに分かる筈です。)
(1) Lの合計点数が、Rの合計よりはるかに悪い人
この人は、少しリスニングのトレーニングを積めば、すぐに、Lの合計点数が、Rの合計点数程度までは上がります。
では、このLやRの点数の中身をもう少し分析して見ましょう。
パターンI : Lが200点、Rが300点くらい(合計500点前後)の人
多分のこのコラムを読まれている人で、ある程度英語に興味があり、もっとTOEICの点数を上げたいという人に、これくらいの点数の人が多いのではないでしょうか?
このレベルの人は、ある程度英語の文法的な基礎力があり、読み書きは出来る筈ですので、あとはズバリ、リスニングのトレーニングにより、すぐにLセクションもRセクションと同じ300点くらいになり、即合計600点を突破できるでしょう! もし、既にTOEICを受験されたことのある方は、最近の受験時の状況を思い出すと共に、そのスコアレポートを確認して下さい。しかし、ここで重要なのはそのスコアレポートの点数を鵜呑みにせずに、本当に自分の実力での点数か、まぐれで高得点できたセクションは無いかを自分自身良くスコアを分析して下さい。
【対策】 既にこのコラムで述べているリスニングトレーニングの方法を実践してもらえば良いと思いますが、このレベルの人は、まだリスニングの基本的なトレーニング方法が身についていないので、最初は簡単な、それも自分の興味があり楽しめる英文(例えば、簡単な単語で書き換えられた推理小説程度)を教材として使用して、楽しみながら何度も聞くようにして下さい。また、もうひとつ大切なのは英語のリズムに慣れることです、よって、できれば「催眠リスニング」の中の「ブリッジリスニング」のような教材を何度も利用して、このリズムや音の変化の仕方を体で身につけるようにしてください。そうすれば、すぐに100点くらいあがります。(その証拠に、L.IやL.II,L.IIIが以前にまして理解度が深まり、得点率も上がってる筈です。L.IVはこのレベルではあまり気にしなくてもOKでしょう。)
また、TOEICへの実践トレーニングとしては、L.Iの写真の問題が、必ず18問から19問程度は正解できるかどうか、たまにチェックしてみて下さい。これがどのくらい正解でいるかで、ある程度のリスニング力の予測がつきます。絶えず18問程度正解できるようになったあなたは、既にLで300くらいのレベルに到達しているでしょう。自信をもって、試験に臨んでください!
パターンII : Lが300点、Rが400点くらい(合計700点前後)の人
このくらいのレベル迄達している人は、比較的簡単に860点を突破できます。リスニングスコアアップの秘訣は、スピード慣れることと、音の変化が理解できるようになることです。 その為の最短トレーニング方法は、英文リスニングの構造(聞こえ方)というものを理解し(体に覚えこませ)、聞こえる、わかる、とい自信をつけることです。それには、「ブリッジリスニング」などの教材を活用し、何度も何度も聞く練習をすることです。そうすれば、リーディングセクションのレベ点数までは、すぐ到達します! 是非、頑張ってトレーニングを継続して下さい。
(2) Rの合計点数が、Lの合計よりはるかに悪い人
パターンIII : Lが300点、Rが200点くらい(合計500点前後)の人
このパターンというのは、私の理論から言うと少し不自然なのですが、多分リスニングが得意か、あるいは、勘の良い(?)人でしょう。あともうひとつ言えるのは、やはりTOEICはリスニングセクションの方が点が取り易い、やさしいということをこの点数は物語っています。
いづれにしろ、このパターンの人は、一応基本的なリスニングが出来ているといえますので、あとはそれに見合った真のリーディングセクションの点数が取れるように文法、長文読解を中心のトレーニングをすれば良いでしょう。
【対策】
パターンIV : Lが400点、Rが300点くらい(合計700点前後)の人
このくらいのレベルの人が一番点数の伸び悩みで苦労しているかと思います。しかし、スコアアップの秘策はあります。それは上記の対策にもつながりますが、特にR.VIIの長文問題の回答の仕方がポイントです。このレベルの人であれば、文法や語彙共に基本はある程度備わっているので、R.VIIの問題自体は簡単に感じるでしょう。但し、時間が問題なのです。つまり要領良く問題を多数こなす「実践英語」力が必要なのです。そして、この力をつけるにはあまり細かいことにこだわらずに(もし、意味不明の単語等々があってもあまり気にせずに)どんどん直読、直解で読んで全体の内容、意味を理解するトレーニングが必要です。そうすれば、短時間で設問にも解答できるようになるのです。是非、頑張って下さい。
(3) RとLの点数が同じくらいの人
この人は、リスニング、リーディング共にバランスがとれた、もしくは自分の実力がTOEICの点数に上手く表れているケースだと思います。
では、このLやRの点数の中身をもう少し分析して見ましょう。
トレーニングのポイントとしては、あまり意気込まずに、比較的簡単で、楽しめる題材を選び、とにかく英語に接する時間を確保する、また、楽しくトレーニングを継続することが大切です。英和対訳のジョーク集か何かで楽しみながら、文法、語彙を強化するのも手でしょう。自分自身が興味を持って、何度も繰り返しトレーニングに使えるものを選んでください。きっと、L及びR共に100点くらいずつあがり、700点は難なく突破できます。
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- 2006年5月から実施の新形式TOEICでの高得点取得への秘策も、本ホームページにて公開中!
(ご意見、ご希望のある方は、新・掲示板にご記入下さるか、もしくはメールにてお願いします。)
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